向原の三椏群生地_2019年(広島県安芸高田市)

3月24日に安芸高田市向原の坂寺山地区にある三椏(ミツマタ)群生地に出かけました。この群生地にはこれまで何度か出かけているのですが、早かったり遅かったりしたことも少なくなく… しかし今年は満開、これまで訪れた中で最も満開だったのではないでしょうか(嬉)。

安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 2019年
安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 2019年

虫居谷のミツマタ

振り返ってみると、直近でキレイに咲いているのを観たのはC4に乗っていた2013年まで遡りました。そのときは記していなかったのですが、群生地には説明板があります。

安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 説明板
安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 説明板
虫居谷のミツマタ
ミツマタ(三椏・ジンチョウゲ科)はコウゾ(楮)ガンビ(雁皮)と並んで和紙原料として日本全国で利用されてきました。特にミツマタは、名前の起源となった三つに別れた枝先に、春の訪れとともに黄色い花を付けることで多くの人に愛されています。(毎年分かれる枝の段数で樹齢がわかります)

ミツマタの原産地は中国南部といわれ、日本では江戸時代に良質の和紙の原料として各地で栽培されるようになりました。現代でも紙幣にはミツマタが使われています。外皮の繊維は強靭で素手で枝を折る事は出来ません。

虫居谷のミツマタ群生地も戦後間もない頃に和紙の原料として植栽されました。(向原は昔からコウゾの出荷や紙漉きなど和紙産業も盛んでした)。しかし時代の移り変わりとともに産業としての利用が無くなり、放置されたものが谷いっぱいに拡がりました。 早春に咲く明るい黄色の花の群落の景観を大切にしたいと、地元で整備を行っています。 二つの橋は遊歩道でつながっています。足元に気をつけて利用してください。

坂上地域振興会

枝先と花はこんな感じ

説明に”三つに別れた枝先”とありますが、枝先はこんな感じになっています。

安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 別れた枝先
安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 別れた枝先

可愛らしい花をアップで撮ってみます。

安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 花をアップで
安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ 花をアップで

ひとつひとつの小さな花が集まって、さらに群生して… とても不思議な空間となっています。

安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ
安芸高田市向原坂寺山 虫居谷のミツマタ

ちなみにこの三椏ですが、結構背があります。群生地内の遊歩道に人が入ると、人はまったく見えない状態となります。この日は車で5台程度、人数で10名以上の方が来訪しており、これらの写真を撮るときも遊歩道を歩いていらっしゃいましたがまったく写っていません。

そんな来訪者の中には犬を連れて一緒に写真を撮っている方も。フレンチブルドッグだったでしょうか、ナカナカ顔を向けてくれなくて飼い主さん自身が体をくねらせて写真を撮っている姿が印象的でした(笑)。

この群生地、とても不思議な空間です。ドライブがてら出かけてみてはいかがでしょう?

群生地入口です

群生地入口がわかりにくいのでGoogleマップ(ストリートビュー)を載せておきます。2019年3月31日現在のマップでは県道29号から入口を示す掲示がみえますが、今年はとても見づらいような感じだったような気がします。通り過ぎないように気をつけてください。

おまけ:土師ダムの天皇陛下御在位三十年記念ダムカード

三椏の群生地に立ち寄ったのはツマの実家に行く途中のことでした。もうひとつ立ち寄った場所が土師ダムです。目的は天皇陛下御在位三十年記念のダムカードをいただくため。

土師ダムの天皇陛下御在位三十年記念ダムカード
土師ダムの天皇陛下御在位三十年記念ダムカード

以前より人気のあるダムカードですが、記念カードということで私の他にも頂いている方がいらっしゃいました。もうすぐ新しい天皇にかわりますが、別の記念カードの配布がはじまったりするのかな?