海上自衛隊:パトリオット(PAC3形態)を運ぶ「おおすみ」
北朝鮮の弾道ミサイル発射実験に対応するために航空自衛隊のパトリオットシステム(PAC3形態)が沖縄本島や宮古島に配備されます。3月31日、呉基地に航空自衛隊白山分屯基地から車両が到着。ニュースによると1日午前中に宮古島に出港する予定ということで出かけてきました。
午前8時前に呉基地を出港した「おおすみ」
午前中といってもいつ頃出港するのかわからなかったのですが、8時前に呉基地を出港したようです。8時10分ごろに視界に入ってきました。
甲板にパトリオットシステムを構成する車両の一部が見えるのですが、上写真ではよくわからないですね。そんなわけで通り過ぎるまでに撮った写真でトリミングしたものを下に載せます。
「おおすみ」に乗っているのは航空自衛隊中部航空方面隊に属する第4高射群の第14高射隊。パトリオットシステム(PAC3形態)はレーダー装置、射撃管制装置、情報調整装置、無線中継装置、アンテナ マスト、発射機、電源車などからなり、1システム車両10台以上で構成されているそうです。
「おおすみ」は目の前を横切っていき、宮古島へ向かいました。私のほかにも何人かの方がカメラに撮っていました。やはり気になる方がいらっしゃるようです。
今回の北朝鮮弾道ミサイル対策では地上配備のパトリオットミサイルとは別に東シナ海にSM3を搭載しているイージス艦が配備されます。そのイージス艦を警護するためにF15も出動します。
SM3が使われることもPAC3が使われることもないに越したことはありません、もちろんイージス艦が北朝鮮等に攻撃されるなんてことは考えたくもありません。しかし、万が一必要となった場合は日頃の訓練の結果を期待しています。
このページの公開日:2012.04.01