JR貨物:JR貨物フェスティバル広島車両所公開
10月28日にJR貨物フェスティバル広島車両所公開に行ってきました。広島車両所の場所は広島市東区の矢賀。以前、戸坂に住んでたりもしたので、矢賀のこの場所には「いっぱい電車・新幹線がいるな。車庫なんだろうな」ぐらいの意識はありました。また、年に1回ぐらい新幹線が一般公開されていたのは知ってたのです。でも、貨物フェスティバルという催し物(?)が開催されているのは昨年まで知りませんでした(^^;。今年も存在を忘れていたのですが、たまたま開催日時を知ることができたので、出かけてみたのでした(^-^)。
ヘッドマークたち
車両展示されているコーナーではヘッドマークも置いてありました。昔走っていた特急、ブルートレインの名を見つけると懐かしいですね。下段左から中央にかけては、この日の貨物フェスティバルを告示するヘッドマークがおいてあります。フェスティバル開催前は広島に限らず、いろいろなところで貨物列車がこのヘッドマークをつけて走っていたようです。気付いた人はびっくりしたことでしょう。
展示されていた機関車たち
展示されていた機関車たちです。日頃広島では見ることができない機関車も多く、私が鉄道に興味を持っていた小学生の頃とも(当たり前ですが)かわっていました。それにしても、こんな近くで見ることもない機関車たちは、ホントに大きかったです(驚)。
EF510 2番とEF500 901番
EF510 2番(左)とEF500 901番(右)。ともに交直流両用の電気機関車です。右のEF500は量産が見送られました。 901番は試作機の番号です。EF500は量産が見送られましたが、その後に開発されたのがEF510です。直流区間を走るEF210と兄弟みたいな関係になるのでしょうか。
EH500 53番
こちらはEH500 53番。こちらも交直流両用の電気機関車です。上画像と下画像を見ていただくとわかるかと思いますが、2両が連結されている格好の電気機関車です。こういった機関車があるのをはじめて知りました(驚)。
EH500の愛称は「エコパワー金太郎」。側面にも「金太郎」が描かれています(^-^)。EF210が「桃太郎」なので、それに対抗(?)してというわけでしょうか(笑)?
EF59 21番
続いてEF59 21番。「あとおし」というヘッドマークが示すとおり、後押しするのが仕事。山陽本線の瀬野~八本松間(通称セノハチ)の急勾配をのぼるときにお手伝いをする機関車(補機)として使われていました。今はEF67にその仕事を譲って引退しています。
同じEF59 21番ですが、こちら側にはV字型黄色と黒の警戒色が塗られていません。こちら側は東京方で、上画像の警戒色が塗られているほうが下関方のようです。セノハチは上り方向のみ補機が使われているということなので、そういったところが関係して片方だけ塗られているのでしょう。ただ、何が関係しているのかがわからないのですが(^^;。
EF200 15番
こちらはEF200 15番。運転室が公開されており、多くの人が並んでいました。右のほうに人が並んでいるのがわかるのではないでしょうか? また、このEF200はとてもキレイに塗装されていますネ。今年の7月25日に撮ったときには原色でしたので、検査をして塗装も更新色でキレイになったのでしょう。それにしても、この青がグフの青に見えるのは私だけではないはず(^^;。
ちなみにEF500と同時期に試作されました。EF500は量産が見送られましたが、EF200は量産されましたが、変電所の電力供給能力を上回るハイパワーをもてあまし、出力を制限して運用されています(苦笑)。そういうことのためでしょう、21両で生産完了・・・ それ以降はEF210(桃太郎)にバトンタッチをしています。
EF81 19番
富山のEF81のようです。この画像サイズではわかりませんが、「19-10広島車」と書かれていました。塗装もキレイでしたし、上のEF200同様、こちらも検査が終わったばかりなんでしょうね。生産されたのは昭和44年らしいので、40年近く頑張っているということ。EH500やEF510への入れ替えがすすんでいるEF81ですが、検査もしたということはこれからも頑張るということでしょう。私も見習わなくてはいけないです(^-^)。
EF65 1058番
こちらは新鶴見のEF65。EF65は広島でも普通に見ることができますが、よくみると車両上部の青は天井付近は別の青になっていたり、プレートが赤かったりします。こういった色合い(?)のEF65をみたのははじめてです。EF65もEF210への入れ替えがすすんでいるようですが、私の中での電気機関車といえばEF65。まだまだ頑張って欲しいものです。
DD51 852番
唯一のディーゼル機関車がこちら。厚狭のDD51 852番です。こちらもピッカピカの塗装でしたので、検査明けでしょうか? DD51に限らず、ディーゼル機関車が実際に走っているのはほとんど見た記憶がありません。おぼろげな記憶の中では、子供の頃に芸備線で走っている姿を見たような気がしないでもないのですが・・・ 今度は走っている姿を見てみたいですネ。
当日は機関車の公開だけでなく、子供たちのためのミニ列車が走ってたり、機関車の吊上げを実演していたりしました。また、ヘッドマークや部品(?)などの展示即売会なんかもやっており、私にしてみれば「これは何に使うんだ?」と思われるものを手にとって細部を確認している方がいたり・・・ と、楽しい場でした。来年も行ってみようと思います(^-^)。
このページの公開日:2008.10.14