可部線:三滝周辺の風景
2月三連休の最終日11日、三滝周辺へ可部線を撮りに出かけました。可部線は昔は三段峡まで路線が伸びていましたが2006年に廃止。現在は安佐北区の可部までとなっており、すべての区間が電化されています。芸備線と同じように広島市から北部への鉄道ですが、芸備線がいかにも「地方ローカル線」と感じるのに対し、可部線は「市内近郊線(?)」といった感じがします。
太田川放水路を渡る可部線
可部線は横川~三滝間で太田川放水路を渡り、この後北へ北へとあがっていきます。ちなみに山陽線や新幹線は可部線よりも下流で太田川放水路を渡り、岩国方面へすすみます。
橋梁の右のほうに電車が2両走っているのですが、よくみないとわからないですね(^^;。あまりにもわからないので、橋梁に近寄って撮ったのが下の画像。
最初にも書きましたが、可部線は「終点」の可部まで電化されています。芸備線で同じ安佐北区の下深川まですらも電化されていないのとは対照的です・・・ と、それはおいといて、写っているのは可部線の主力(?)車両である105系。朝夕ラッシュ時を中心に一部は山陽線や呉線に乗り入れており、105系以外に103系や115系も走ったりします。
三滝~安芸長束間を走る可部線
三滝~安芸長束間でちょっと高いトコロから。広島駅から数えて3つ目と4つ目の駅間という広島の中心地からそれほど離れていないにも関わらず、背後には(決して高いわけではないですが)山々が連なっているのがわかります。こういった画像でも広島市内では平地が貴重だということに気づかせてくれます(苦笑)。
私自身が可部線にはじめて乗ったのは、それほど昔のことではなく数年前のこと。仕事で乗ったのですが、それから乗った回数も片手でお釣りがくる程度だったりします(^^;。そんな可部線には、ホームが短くて4両編成の一部ドアが開かない駅があったり(ホームについては現在延伸工事を実施中)、冬の期間はドアの開閉が半自動になったりもします(車両によって運用が異なりややこしいので半自動をやめたという話もききますが、どうなんだろう?)。
そんな可部線ですが、結構お客さんは乗っています。私は横川から大町までしか乗ったことがありませんが、立っている人は普通にいました。もっとも、アストラムラインと接続する大町や天満屋やフジグランがある緑井を過ぎてしまうとわかりませんが・・・ しかし、利用者から複線化などを要望する声があがるのはわかるような気がしました。
このページの公開日:2008.10.14