三江線:三江線を走る「ほのぼのSUN-IN」
11月9日にジョイフルトレイン「ほのぼのSUN-IN」が三江線を走るということで観に行ってきました。「ほのぼのSUN-IN」が三江線を走ることになったのは、石見川本鉄道研究会という社会人サークルの方々が三江線を盛り上げようと企画したイベントによるものです。こういった活動にはまったく縁のない私ですが、地域の鉄道を活性化しようと働きかけ、実際にイベントを実施されることはすごいなって思います。
紅葉と水鏡と「ほのぼのSUN-IN」
「ほのぼのSUN-IN」を撮りに行くにあたって、悩んだのがその場所。前回は式敷~香淀間の橋りょう(第二可愛川橋梁?)だったので、今回は「江の川に沿って走っているところを撮ろう」と少し早く出かけて場所を探しました。式敷より三次側(下り方面)はナカナカな酷道だったので、車をとめることも難しいかも・・・ということで却下。向かったのは香淀側(上り方面)。
やはり江の川と山、そして「ほのぼのSUN-IN」という絵がいいなって思っていたので、隣駅の香淀を過ぎて作木口へ。香淀と作木口のあいだで三江線はカーブして江の川を渡る格好になっています。カーブもいい感じであって「ここもよいかな?」と思ったのですが、まだ時間もあったので時折車を降りつつ作木口まで行ってみました。
・・・と、そんなこんなで結局こんな絵になりました。2両編成だと思ったら、後ろにキハ47(?)が連結されてる3両編成でした。 山と川(江の川)に挟まれたとても細いところを走るというのは、なんとも三江線のイメージにあっているのではないかって思います(^-^)。川面の微妙な(汗)水鏡と少し色づいている紅葉も気に入っています。白飛びしているのはご愛嬌ということで(+_+)・・・
場所は隠すまでもないので記しますが、江の川カヌー公園さくぎから撮りました。私のほかにも公園すぐそば(作木口側)で撮ってらっしゃる方がいましたので、(1枚目のように)トンネルも絡めた絵にしようと考えられたのでしょう。
式敷駅の「ほのぼのSUN-IN」
さて、この場所で撮り終わった後は再び式敷へ向かいました。というのは、式敷駅で交換のために停車するのです。「ほのぼのSUN-IN」を撮ること自体、もうそんなにチャンスもありそうにないですし・・・ そういえば途中、最初に書いた香淀駅へ向かうカーブのところで撮られていたのでしょう、ちょうど片付けをしている方がいらっしゃいました。どんな絵になったのか気になったりもします。
そんなわけで式敷駅に停車している「ほのぼのSUN-IN」です。先頭車両のほう(ホーム待合のとこです)に赤い服を着ている方(女性です)がいるのがわかりますが、この女性がゲストの鉄ヲタアイドル(?)「木村裕子」さん(ブログ:鉄ヲタだって人間だぁ)です。
上りの定期列車との交換も終わり、式敷駅を発車する「ほのぼのSUN-IN」です。ディーゼルカーの白煙が気持ちをそそります(笑)。
次の停車駅は長谷駅(ながたに)となっていました。この長谷駅は最近「秘境駅」として名があがってくることすらあります。というのも、長谷駅は三次からさほど遠くない駅なのですが、1日に5本しか停車しません。この区間は5往復(もちろんすべて普通列車)走っているにも関わらずです(^^;。
こんな感じで、無事に三江線を走る「ほのぼのSUN-IN」を撮ることができたのでした。この「ほのぼのSUN-IN」ですが、来年には廃車なんて話も聞こえてきており、こうやって撮る機会はもうないかもしれないと思うとちょっと寂しいものです。
このページの公開日:2008.11.22