イプシロン:ドア内張りに開いた穴を補修
11月3日にみつけた運転席ドア内張りの穴... この週末、補修してみました。いきなりですが、補修後の写真。自分的にはナカナカうまくいったと思うのですが、ここまでの道のりは長かった。って、大袈裟な(^^;
珍しくD.I.Y.で(笑)
ドア内張りの穴はこんな感じ。5mmぐらいのものです。皮がめくれているような感じなのですが、めくれている部分を戻しても白く見える下地がすべて埋まるわけではありません。何か対応しておかないと、めくれてる部分が拡がってしまう心配が。
さて、この穴をどうしたもんだかとディーラーさんにメールで相談。URLもお伝えして穴も見てもらいました。リペア業者を呼んでの補修が可能ということだったのですが、イプシロンのような凸凹した模様があるものは補修したのがわからないようにするのは難しいらしい。お値段も万の単位でかかるようで... 一度見させていただいて、と言ってもらったのですが、D.I.Y.でやってみることに(^-^)。
ネットで調査して購入したのがこちら。
コロンブスのアドベースとアドカラー。もともと革靴などの補修に使うものですが、車でも皮シートやステアリングの補修に使ってる方が結構いらっしゃいました。アドベースが深い傷を埋めるもの、アドカラーが浅い傷を補修、色をつけるものという感じでしょうか。内張りの色にあわせて黒と濃茶を購入しました。
アドカラーは絵の具のようにこんな感じで混ぜることができます。濃茶ですが、結構明るい色だったので黒を多めにすることで色を似せることに。「だいたいこんな感じかな」と、早速マスキングをして塗ってみました。
薄く重ね塗りがよいみたいなのですが、ペロンとめくれている部分をいかしたかったので厚く塗ってくっつかないかなとやってみました。しかし... この写真ではわかりにくいかもしれませんが、浮いてしまってます(苦笑)。アドカラーは密着性に優れているということなのですが、さすがに「くっつける」ということはできなさそう。そこで固まる前に一度抜き取ってアドベースを塗ってみましたが、やはり「くっつける」ということはできないみたい。こちらも固まるまえに抜き取りました。
考えを変えて「ペロンとめくれてる部分を切り取り、アドベースで埋めてからアドカラーを塗る」ことにしようかと思ったのですが、切り取ってしまうと元には戻らないので切り取る前に接着剤でつけてみることに。うまくつかなかったら、切り取ってしまおうと。
ホームセンターで接着剤を物色... 下地に染み込みにくそうなジェル状の瞬間接着剤を購入しました。
早速使ってみました。めくれている部分が拡がってしまうことを避けたかったので、見た目よりも完全にふさぐことを優先。穴から接着剤がでてしまうほどになりましたが、うまくくっついてくれたようです。
ここで再びアドカラーを塗ります。
こんな感じに。凸凹があるので、気持ち厚めに、そして少しずつ異なる色を重ねてそれらしくみせようと努力しました(笑)。「不器用な私のわりには」ですが、ナカナカうまくいったのではないかと思います(嬉)。プロの業者さんに依頼すればもっと目立たなくなるのでしょうが、そのコストは万単位かかってしまいます。今回私がかけたコストは1500円弱。それで上の出来であれば、とても満足です(*^-^*)。
作業しはじめてから気がついたのですが、この内張りは皮じゃないよな... 合皮かビニールの類かわかりませんが、何にしてもドアの内張りに皮が使われるほどイプシロンが高級車とは思えません(爆)。ま、ちゃんとくっついたみたいだからいいかな... しばらく様子をみて、はがれないようであれば大丈夫でしょう。
もう同じような穴があかないことを願うばかりですが、D.I.Y.も楽しいですね(^-^)。
このページの公開日:2015.11.08