2017年3月に就役したそうりゅう型潜水艦第8番艦「せきりゅう」。呉基地に配備され3月末に入港しました。「艦名や艦番号が消される前に撮ることができるかな?」と心配していたのですが、無事に撮ることができました(^-^)。
最初の文章、なんだか同じようなことを記したような気が... と確認してみると、昨年3月に「じんりゅう」が配備されたときも同じようなことを書いていました(汗)。1年経っても同じようなコトをしている私です(汗^2)。さらに過去を振り返ってみると、艦名や艦番号を見ることができた潜水艦は「せきりゅう」で4隻目でした。すべてそうりゅう型潜水艦ですが、1番艦そうりゅう(SS-501)、4番艦けんりゅう(SS-504)、昨年は7番艦じんりゅう(SS-507)、そして今回の8番艦「せきりゅう」の4隻。
そこまで配備状況や「いつ呉にやってくる」を把握しているわけではないのですが、結構見ることができていてびっくり。しかし今回の「せきりゅう」はこれまでと違っていたように感じます。具体的には呉入港の様子をとりあげているローカルニュースが多かったような。
そしてどのローカルニュースも "最新鋭の魚雷防御システムを備えている" といった旨のコメントがついていました。そういえば8番艦から新しい対魚雷防御システムが搭載されるという話を思い出したので手元の書籍を調べてみることに。
この "せきりゅう" は平成24年度予算で建造費が計上されています。防衛省の平成24年度概算要求説明資料をみると次のように記されていました。
TCMを搭載した性能向上型
TCMは Torpedo Counter Measures という潜水艦魚雷防御システム。おとりの音源を発して敵魚雷をそらす装備だそうです。"性能向上型" とうたっているぐらいなので、これまでのものよりも防御力があがっているのでしょう。しかしこれまでがどの程度だったのかすらわからない私(^^;... やはり、性能などの詳細についてはより本格的なページを見ていただくとして、このページでは近いうちに消されるであろう (もう消されているかも) 艦番号と艦名を。
艦名はそうりゅう型潜水艦の大きな特徴のひとつX舵とともに(^-^)。
この日は5隻の潜水艦がいましたが、うちそうりゅう型は3隻。「せきりゅう」のうしろもそうりゅう型でした。
私には艦名まで特定できませんが、特定できる人(艦名はできなくても三菱重工製なのか川崎重工製なのかの特定は可?)もいらっしゃるんだろうな。
セイルを並べてみました。うしろの2隻がそうりゅう型、手前のものはそうりゅう型ではないということしか私にはわかりませんが(汗)、セイルの形が違うのがわかります。
日本の近海、日本が生きていくために必要なシーレーンは、これまでにないほど安心ではない状態となってきています。潜水艦がその特性を生かして活躍してくれる... 活躍しないほうがよいのですが、自衛隊隊員の方々が任務を無事に果たしてくれることを願うばかりです。
このページの公開日:2017.4.4