山口線:篠目駅のSLやまぐち
8月8日、美祢線の赤ホキ出発を見送った後のことです。この日は「せっかくなのでSLやまぐちもみて帰ろう」と山口線へ向かいました。場所は篠目駅。2004年のドラマ「砂の器」で亀嵩駅として使われたり、鉄的(?)には駅構内にSLの給水塔があるということで有名な駅です。
私がこの篠目駅を知ったのは、今年の青春18切符のポスターに使われたということから。そのポスターは篠目駅が山に囲まれたことがよくわかる俯瞰写真。私も俯瞰写真にチャレンジ ・・・とも思ったのですが、時間がなかったことと何よりもSLが動いているところを見たことがないということで、今回は素直にSLを見ることしたのでした。
はじめて見るSLは感動でした
私が駅についたのはSLやまぐちがやってくる20分ほど前だったと思います。その時点ではそれらしき人(?)はまったくいません。もっとも、この篠目は爆煙が期待できる(?)仁保駅へ向かう上り方面を撮りにくるほうが一般的なのかもしれません。また、翌9日から重連で運行されるということで、余計に少なかったのかなと。
そんな状況でしたが、10分ぐらい前になると数人の方が。私のそばにも車に乗っておじさんがいらっしゃいました。お話をする機会があったのですが、すでに何度も撮られているようで、重連運行のこともこの方から教えてもらいました。時計とにらめっこすること数分、静かな音とともにSLやまぐちがやってきました。篠目駅に到着したトコです。
そして出発のときが。まわりに響き渡る汽笛とともに煙が高々とあがります。はじめてSLを生で見て聴いたのですが、TVと同じもの(←当たり前(^^;)で感動してしまいました。
動き始めました。「シュッシュッシュ・・・」という音もTVで聴いたままの音でやはり感動(^^(^^;。今まではTVでしか見たこと、聴いたことがなく、どことなく実感がなかったものが実在する本物として認識できた感動でしょうか(^-^)。
篠目駅をはなれていくSLやまぐち。小さな子供たちも楽しそうでした。
ここで一緒に撮っていたおじさんは次の場所を目指して出発。他にも数台の車が後をおっかけるように行ってしまいました。「ここで撮ると橋で撮れないんだよね」と話されていたおじさん、私はどこの橋なのかわからなかったのですが、いいトコで撮れたのかな。私もまた撮りにこようと思います(^-^)。
この日は美祢線の赤ホキがDD51を入れて12両、SLやまぐちがC57を入れて6両というもの。日頃は芸備線の1or2両という編成しか撮っていない私なので編成長がイメージできず(恥)、撮ったものはなんともかんともなものが多くなってしまいました(苦笑)。自分が撮りたいと考える構図をちゃんとつくることができるようになりたいものです。
このページの公開日:2009.08.22