芸備線:キハ40系ととんど祭り
「とんど祭り」... 新春のこの時期で行なわれる習俗です。と記しつつ、私がこの「とんど」をはじめてみたのは15年ほど前でしょうか、ツマの実家近くの河原で行なわれたものでした。季節行事であるこの「とんど」と芸備線を絡めて撮ってみようと出かけました。
準備中の「とんど」とキハ
さて、この「とんど」、どこで開催されているのかあたりをつけて芸備線沿線を北上。白木山ぐらいまで出かけてみることに。最初は戸坂~安芸矢口間の太田川河原です。タイトルバーに"安佐北区"といれてますが、ここだけ安佐南区ですね(^^;。
芸備線の車両が見えるでしょうか。広島色+タラコ色の2両編成です。対岸の煙のせいで、かなり見えづらいものとなってしまいました(苦笑)。「とんど祭り」、最近は参加する住民の減少やダイオキシン問題などのさまざまな理由から開催されなくなった場所も多くなってきているそうです。そんな中、安芸矢口付近の太田川河原では、他の場所でも準備が行なわれていました。
北上して上深川駅近くへ。
ここはかなり線路そばに築かれていました。私のように芸備線と絡めて撮りたい者にとってはありがたいのですが、運転への影響は大丈夫なのでしょうか(^^;。一緒に撮ったのはタラコ色2両編成。最近はタラコ色だけの編成も多くなってきました。新山口からの回送送り込みでもすべてタラコ色というのも見ましたし。
さらに北上して白木山駅近くへ。2008年に撮った写真では第一三篠川橋梁のところで「とんど」が行なわれていたのがわかるのですが、今は河原の様子がかわっていてできません。どこで他の場所でやっているのかなとやってきたら、数箇所で準備されていました。
こちらは旧道そばで。広島色1両という編成、これから珍しくなっていくのでしょう。
こちらは新道そばで。このほかにももう少し白木山駅側の河原で準備されていました。多くのものが準備されていてちょっとびっくり。この場所ではもう1枚。
この写真だけX30で。道路そばで離れることができず、7Dには望遠レンズをつけていたので。この写真は35mm換算で45mm程度。この写真だけ見ると、政令指定都市の広島市内という感じはしないですね。いやっ、他の写真でも同じか(^^;。
炎の「とんど」とキハ
せっかく「とんど」と絡めるのであれば、火がついているときとキハを絡めたいもの。上のように昼過ぎまでまわったことでやっている場所がかなりあるということはわかったのですが、同じような時間に行なわれるのでいくつかの場所を巡るということは難しい。
ということで、あたりをつけたのが最初の写真の場所。上深川駅近くです。狩留家よりも広島側のほうが芸備線の本数が多いので、可能性も高いだろうと。そして撮れたのが下の写真でした。
最初の写真の頃にやってきてくれればベストだったのですが、燃えてしまってかなり崩れてしまったあとでした(苦笑)。もっとも、火がつくとあっという間に燃えるので、こうやって撮ることができただけでも良かったのかもしれません。ちなみに広島発狩留家行き3838Dでした。
この写真を撮ったあと、写真は載せていませんが第二三篠川橋梁近くのとんどを見て帰りました。書初めやお飾りなどを一緒に燃やしたりお餅も焼いたりと、大人や子供たちが一緒になってやってました。皆にとって2015年がよい年となることをっ!!
このページの公開日:2015.01.12