三江線:天空の駅「宇都井駅」と浜原陸閘門
遂に... というべきでしょうか、三江線廃止の話がJR西日本からでてきました。一部では「例」としつつも具体的な日程まで示されたようです。そんな話がでてきたこともあって、久しぶりに宇都井駅まででかけてみました。車でドライブなのですが(苦笑)。
三次発石見川本行き 424D
宇都井駅に出かけるのは久しぶりでした。はじめて出かけたのは2007年12月のことです。その後は約6年の期間(汗)をおいて2013年8月に出かけました。昨年の神楽ラッピング車両のお披露目(?)のときには近くにはいたのですが、こうやって駅にやってきたのは2年ぶりです。
目的は宇都井駅にとまる424Dを撮ること。やってくる前に階段をのぼってみました。
階段をのぼりきったところにある待合室です。相変わらずキレイにされています(^-^)。2007年と比べると、時刻表の形式がかわっていることに気がつきました。本数が少ないのはかわっていませんが(^^;。やはり三江線にのってやってくるというのはナカナカ容易ではありません。
ホームにでてきみます。地上30mからの眺めです。
この日は浜田道大朝ICを降りて山の向こうからやってきました。酷道ではありませんでしたが、ナビがないとたどり着くことはできなかったでしょう(^^;。
さて、トンネルを抜けて424Dがやってきました。
2013年8月のときにも同じようにこの時間の車両を撮ってました。今回は反対側から撮ってみます。
宇都井駅に停車した424D。想像していたよりも多くの方々が乗っていらっしゃっていてびっくり。廃止のニュースが影響しているのでしょうか? しかし宇都井駅では乗車する人も降車する人もいらっしゃいませんでした。
宇都井駅を出発し、トンネルに消えていく424Dです。
本当は三江線に乗ってやってくるというのがよいのですよね。でも上にも書きましたが、ここにやってくると帰る術(すべ)がありません。本数増やしてもその分だけ利用者が増えるわけではなく、本数が少ないと不便ということで利用しなくなる。三江線沿線は街も大きくないので存続は容易ではなさそうですね。
この日はもうひとつ見てみたいものがあり、宇都井駅からさらに北上しました。
浜原陸閘門
見てみたいものは浜原にある陸閘門。三江線には国土交通省が管轄する陸閘門が5つあります。そのうちもっとも三次側にあるのが粕淵~浜原間にある浜原陸閘門です。
途中、浜原駅に立ち寄ってみました。
三江北線の終着駅だったためでしょうか。今でもとても立派な駅です。数時間は何もやってこないホームでしばし考えにふけたあと、目的の陸閘門へ向かいます。
たどり着いた陸閘門です。
おおぉ、なんだか凄いです(*^-^*)。毎年5月ぐらいに行なわれるこの陸閘門の開閉訓練の様子をニュースでみていて一度モノをみてみたかったのです。陸閘門を見に島根県を北上... ただの物好きでしょうか(^^;?
陸閘門のあるのはこんな場所です。
江の川の堤防が続いていますが、三江線線路が通っている場所で堤防がとぎれてきます。必要なときにこの陸閘門を閉めることによりここからの水の流入を防ぎ、水害が発生しないようにするのですね。
この陸閘門、最初みつけることができませんでした(^^;。浜原駅をでて探しながら進んでいってたのですが、気がつくと粕淵駅(+_+)。より注意して来た道を戻って発見した次第。発見することができてよかった。発見できなかったら何のために宇都井から北上したのかわかりませんからね(笑)。
天気もよく、道も込んでなくて楽しいドライブでした(*^-^*)。これからは紅葉を楽しむドライブができるよう期待!!
このページの公開日:2015.10.25