芸備線:こちらも秘境駅「内名駅」
芸備線の野馳(のち)駅に出かけたときに秘境駅と呼ばれている内名駅にも出かけてみました。9月に出かけた道後山駅も辿り着くのが難しかったのですが、この内名駅も同様に辿り着くのが難しかったです(汗)。
まったく目立たない「内名駅」
東城側から県道237号に入りそのまま県道450号を進んでいくと辿り着くことができます。離合できないようなところも多かったりしますが、内名駅に行くときには幸いにも一度も対向車に会うことはありませんでした。
同じ秘境駅でも道後山駅のような駅舎はありません。あるのはホームに設置されている待合のみです。そのわりに大きいのがこのトイレ(苦笑)。
正確にはトイレが大きいのではなく、屋根がやたらと大きいのか・・・ どことなく不気味なので、近寄ることはしませんでした(汗)。
ホームはこんな感じ。片面のみとなっています。ホーム手前に写っているのは、ダンナのおかしな興味につきあわされてこんな山奥までつきあっているかわいそうなツマです(^^(^^;。
内名駅に辿り着くことが難しいのは、この備後落合~東城間を運行している列車が上下3本ずつしかないということによるわけですが、上に書いたように道が狭く車でも結構難儀です。加えてこの内名駅、県道からみると竹林(?)に遮られてホームが見えません。ナビなどがなかったらちょっとわからないかも・・・ そんなわけなので、駅から県道をみた写真を載せておきます。行ってみようかという方の参考になればと思います。
ちなみにこの後、来た道を戻ったのですが、帰りは対向車に会うこと数回(苦笑)・・・ 一度通った道なので、どこで離合できるかなんとなくわかっていたので問題はありませんでしたが、やはり気を使いますね(汗)。
途中立ち寄った備後八幡駅
内名駅に向かう途中に備後八幡駅に立ち寄りました。なんとも小さな駅舎ですが、その理由は今は待合しかないのですが、以前は駅事務室があったためのよう。その部分をなくした結果、このような形になったらしい。
この駅は対面式で2面2線となっています。もちろん、今は反対側のホームが使われることはありません。しかし、昔は製鉄会社があり、製品の運搬や従業員の方々でやかなり賑わっていたそうです。
せっかくなので東城駅も
せっかくなので東城駅にも立ち寄りました。
このように駅舎は立派ですが、待合で待っている方々もバス待ちの人が多かったような感がしなくもありません。もちろん、次の列車がやってくるまで時間があったことも理由のひとつだと思いますが。
ホームに出てみました。やはり立派です。東城駅も対面式で2面2線ですが、反対側ホームへ向かう階段はと閉ざされています。
こちらはホームに残っている乗車位置の案内。私が知っている芸備線を走っていた名がついている列車は「みよし」「ちどり」「たいしゃく」ぐらいなのですが、「やまのゆ」は知りませんでした。調べてみると、広島~新見~津山を結んで走っていた急行列車なのですね。
おまけ:指にとまるトンボ
内名駅のホームにいるツマが若干不思議な姿となっているのは、こんなことをしていたから。
そう、トンボを指にとまらせるため(笑)。このトンボ、こんな感じで何度かとまったりはなれたりしてました。このあたりのトンボ、あまり人を見ることがないのでしょう、そのため人間に対して警戒心が薄いのかな?
このページの公開日:2010.10.31