蒸気機関車 国鉄8620形 48650号機

書き込みの日付が前後しますが、7月2日は三次もののけミュージアムに保存されている蒸気機関車(国鉄8620形 48650号機)を見てきました。

国鉄8620形 48650号機
国鉄8620形 48650号機

“鬼滅の刃"の無限列車のモデル?

三次で蒸気機関車が展示されていたことは知っていました。ただ放置されてとても傷んでいたように思います。その蒸気機関車がこんなキレイな姿に修復されていたことをしったのは最近のことでした。そのキレイになった蒸気機関車は8620形(通称ハチロク)48650号機、"ハチロク"は"鬼滅の刃"の無限列車のモデルではないかと話題になったらしい(驚^2)。

国鉄8620形 48650号機
国鉄8620形 48650号機

この48650号機が製造されたのは100年余り前の1921(大正10)年11月のこと。汽車製造会社大阪工場で製造されました。名古屋局に配置されて糸魚川、金沢で活躍。1936(昭和11)年に小郡へ、戦後に下関へ移っています。三次には1965(昭和40)年にやってきました。そして1971(昭和46)年3月に廃車。私が生まれた年に廃車されているとは(驚^3)。

国鉄8620形 48650号機
国鉄8620形 48650号機 炭水車(テンダー)

製造されてから廃車まで49年余りの期間に走った距離は2,518,953km。この距離2,518,953kmは地球を約63周するものだそう(驚^4)。

私、動いているSLって山口線を走るSLやまぐち号しか見たことがないような。そのSLやまぐち号は炭水車の不具合のために運休中で運転再開は未定となっています(2022年7月9日現在)。存在自体が産業遺産なSLたち、よい状態で稼働したり保存されたりされることを。

一般公開されることがあります

この48650号機、一般公開されることがあります。私がキレイになったことを知ったのも、5月4日、5日に一般公開されるというローカルニュース(だったかな?)でした。

一般公開されているときは柵内でより近くでみることができます。気になる方はイベントの開催予告をウォッチしておきましょう。「参考文献など」に保存活動をされている"一般社団法人 みよしSL保存倶楽部"さんのtwitterをリンクしておきます。

参考文献など

おまけ:備後落合行きカープ号

山ノ内駅をでて備後落合に向かうカープ号です。蒸気機関車48650号機を見た7月2日、別の目的もあって庄原市まで足を伸ばしていました。しかしその目的は果たすことができず(+_+… しかし、カープ号が走っているのを見ることができたのはよかった。

備後落合へ向かうカープ号
備後落合へ向かうカープ号

前も記しましたが三次以東(以北?)は一度乗ってみたいなぁ。しかし家まで帰ってくることを考えると、結構ハードなんですよね。というか、ハードでも帰ってこれればよいぐらいかもしれませんし (^^;。