RORO船 とかち

天気の良い休日、いつものように呉までドライブ。呉湾を眺めると、見慣れない船がいます。9月11日から13日まで呉に寄港していた砕氷船"しらせ"に似た色ですが、"しらせ"はすでに横須賀に向けて出港しています。

この日、左の方には整備中の護衛艦"さみだれ"がいました(今は整備済)。これも呉らしい風景(^-^。

呉中央桟橋ターミナルから
呉中央桟橋ターミナルから

近海郵船のRORO船 “とかち"

船体に"近海郵船"と書かれているので、近海郵船という会社であることが想像できます。"郵船"とつくので、日本郵船と関係があることも想像できます。

近海郵船 RORO船 とかち
近海郵船 RORO船 とかち

後ろの船は日本郵船が建造中の原油タンカー"永遠丸"です。ファンネル(煙突のことです。ガンダムのそれとは違います(笑)をみると、とても似たファンネルマーク。ファンネルマークは企業やグループで様々なデザインが使われています。"近海郵船"は、日本郵船のグループ企業で日本国内で貨物船を運用している会社でした。

寄ってみると船名がわかります。

近海郵船 RORO船 とかち
近海郵船 RORO船 とかち

見慣れない船は"とかち"でした。敦賀と博多を結ぶ定期航路で運行されています。その"とかち"がなぜ呉にいるかというと、定期検査でドック入りしたときに推進装置の一部に不具合が生じている箇所が発見され、その修理のために呉にやってきたようです。

いろいろ調べてみると、定期検査では因島(JMU因島事業所)にいたみたい。因島から呉にきた理由はわかりませんが、定期検査で行われるであろう塗装の直しもままならない状態なので、何か理由があるのでしょうね。

そう、このなんともな塗装の状態… 船体の"近海郵船"とそれを貫く直線の塗装をファインダー越しに見たとき、カメラが壊れてしまったのかと勘違いしてしまいました(汗。

RORO船なので

“とかち"はRORO船… RORO船といえば気になるのはやはりランプ(^-^。"とかち"のランプを近くで見たいがために、9月26日に呉湾艦船めぐりに乗りました(笑。

RORO船 "とかち"のランプ
RORO船 "とかち"のランプ
RORO船 "とかち"のランプ
RORO船 "とかち"のランプ
RORO船 “とかち"のランプ

いやぁ〜、この存在感がいい(^-^。

部品調達と修理に3か月ほどの期間を要する見込みという"とかち"。修理されて活躍されることを願うばかりです。

参考にした文献など

おまけ:潜水艦で遊ぶカモメ

カモメが潜水艦の舵で遊んでいました(笑。こんな光景を見ることができる時間が続くように。

潜水艦で遊ぶカモメたち
潜水艦で遊ぶカモメたち