吉賀町の彼岸花_2019年(島根県鹿足郡吉賀町)

9月29日は島根県吉賀町の「ひがん花の里」へ彼岸花を観にでかけました。2014年に出かけて以来なので5年ぶり3度目の訪問です。吉賀町では前週末21日、22日が「ひがん花まつり」だったのですが、先週はまだ2分咲きだったそうです。今年はどこもどんな花も開花が例年とずれているのかもしれません。

吉賀町の彼岸花 さすがの密度(笑)
吉賀町の彼岸花 さすがの密度(笑)

最初は三次の群生地に出かけようと…

そう、今日29日に雨が降らないであろうことを知ったとき、最初に出かけようと思ったのは三次の彼岸花の群生地でした。しかし調べてみると、今年は鹿による食害で全く咲いていないそうです(驚)。

一方、吉賀町の彼岸花は週半ばに行かれた方のホームページをみると8割方咲いているみたい。2014年に出かけたときは2分咲きだったこともあり、真っ赤な絨毯を期待して中国道を走りました。

真っ赤な絨毯でした

期待していた吉賀の彼岸花は本当に真紅の絨毯… 期待していた以上に真っ赤でした。場所によっては地面はもちろん、茎すらも見えないほどに真っ赤になっています。

吉賀町の彼岸花 彼岸花の絨毯
吉賀町の彼岸花 彼岸花の絨毯

現地の駐車場には車が10台弱とまっていました。お祭りではありませんでしたが、ここの栗園で収穫したものでしょうか? 栗の販売も行われていたりも。

少し寄って撮ってみたりもして。彼岸花は背景が濃い色だとさらに映えますね。現地で蜘蛛の巣がはっていることに気づくことができなかった自分が残念(苦笑)。

吉賀町の彼岸花 少しアップに
吉賀町の彼岸花 少しアップに

久しぶりに ”季節を撮る” という感じの外出(ドライブ)でしたが、この日持って出かけたカメラはキヤノンのコンデジ “PowerShot G7X mark2" のみ。24-100mmの焦点距離があり、望遠端100㎜でもf2.8の明るさで撮ることができて本当に使い勝手がいい。

写真を ”撮る行為も楽しむ” という点では、ファインダーのあるカメラ(同じコンデジであれば富士フイルムのX30、小さ目なミラーレスのX-T10)のほうが私的に上です。しかもjpg撮って出しの色は富士フイルムのほうが好み。

しかし、私のX30は動作が不安定になってしまっていますし、X-T10は持ってるレンズの焦点域が狭く使い勝手という点でマイナス。また、パソコン(Mac)に取り込むときもキヤノンのほうが楽なんですよね。

背景、あるいは前景をぼかした写真を撮るといった場合はもちろん、条件が少し悪いときでも粘れる、条件がよいときにびっくりするほど良い写真が撮れるのはミラーレスのX-T10なんだけどなぁ~。

話が彼岸花からそれてしまいました。

吉賀町の彼岸花 真っ赤
吉賀町の彼岸花 真っ赤

私的には赤ばかりでなく、緑とのコントラストがあるのがいい。でも、手前側はもう少し赤いほうがいいかな? ということは、手前側は切った構図のほうがよかったのかも… 帰宅してからでなく、撮りながら考えないといけません。

構図という点を考えると彼岸花だけの写真よりも、アクセントがあったほうがよいですね。

吉賀町の彼岸花 栗の木とともに
吉賀町の彼岸花 栗の木とともに

左上の緑の葉は必要ありませんし、やはりこの写真でも手前側がもう少し咲いていたらと感じたのですが、ここまで咲いていてそれは贅沢というものでしょう。なんといっても自然には敵いません。

デジイチ+三脚という方が何組かいらっしゃっていたのですが、栗の木と彼岸花の組み合わせを撮ろうとされている方がいました。何かを待っているような感じでしたが、何を待っていたのだろう? 舞っていた蝶なのか、風がやむのを待っていたのか…

彼岸花、2019年は週末と開花時期があって真っ赤な絨毯を観ることができました。これからは紅葉・黄葉の季節がやってきます。彼岸花のように週末に見ごろを迎えることを願うばかりです。