妹背の滝(広島県廿日市市)

天気予報がはずれて(?)晴れ間も見えた7月5日、廿日市市の妹背の滝を訪れました。滝を訪れるには絶好の日と考えたのです(笑)。

大頭神社拝殿と妹背の滝 雌滝
大頭神社拝殿と妹背の滝 雌滝

大野ICすぐそばの妹背の滝

最初に妹背の滝について少し。場所は広島岩国道路大野ICすぐそばにあります。料金所を出て最初の信号を右に曲がってまっすぐ行けばつきます。その時間は1分とかかりません。無料駐車場もありますので(台数は限られますが)、交通アクセスは本当によいです(^-^)。

そのアクセスの良さからでしょう、夏には子供たちの格好の水遊び場となっています。私たちが出かけた日は、まだ水遊びにはどうだろうという感じでしたが、"浮き輪を持った女の子" や “水鉄砲で完全武装した兄弟" を連れた親子を見ました。子供たちは元気がいい(笑)。

そんな親子を見ながら、おじさん(と珍しくついてきたツマは)は大頭神社に参拝をして滝に向かいます。

雌滝から雄滝

雌滝

最初の写真にも写っていますが、すぐに雌滝が見えます。

妹背の滝 雌滝
妹背の滝 雌滝

最初に “滝を訪れるには絶好の日と考えた" と記しましたが、それは前日にかなりの雨が降ったから。妹背の滝、季節にもよるのかもしれませんが、通常は水量が多くはありません。そのため、前日の雨で水量が増して迫力が増しているんじゃないかって。

この雌滝は50mの高さがあります。高低差のある細い滝なので迫力こそはありませんが、繊細な感じが雌滝の魅力ではないでしょうか。

雄滝

雌滝を見て道を進んでいくと橋に辿り着きます。

左手は展望台、橋を渡ると雄滝へ
左手は展望台、橋を渡ると雄滝へ

左の坂道を行くと雄滝を見る展望台、橋を渡ると雄滝のすぐそばまで行くことができます。まずは展望台にあがってみましょう。

展望台から見る妹背の滝 雄滝
展望台から見る妹背の滝 雄滝

雄滝は30mの高さがあります。下に写っている親子と比較すると、その大きさが想像できるのではないでしょうか。前日の雨のおかげで水量も多く、とてもキレイで迫力があります。 やはり滝は水量があったほうがいいですね。

展望台で写真を撮っていると、サイクリストの方があがってこられました。滝がよく見える、写真を撮りやすい場所を譲ります。"今日は水量があっていいですね" と会話したりして。

展望台をおりて、滝の近くへ行ってみます。

妹背の滝 雄滝 すぐ近くで 1
妹背の滝 雄滝 すぐ近くで 1

上に “雄滝のすぐそばまで行くことができます" と記しましたが、正確には滝までいけます。その気になれば滝行(?)もできるに違いありません(笑)。

こちらではデジイチを持った方が写真を撮ってました。私と同じように、水量を増しているのを狙ってやってきたのでしょうね。自身が納得できるいい写真は撮れたのかな?

ここまでの写真ではほとんど写っていません(写さないように注意しています)が、すでに水遊びをしている子供がいました。これから暑くなるとさらに増えてくるでしょう。写真を撮る方は、早朝などにしたほうがいいかもしれません。そうでないときは、事案で報道されないよう気をつけてください(^^(^^;。

おまけ:スローシャッターで撮る

この日は滑らかな水の流れを撮りたくて、シャッタースピードをできる限り遅くして撮っていました。シャッタースピード1〜2秒ぐらいで撮りたかったのですが、 ISOを最低感度固定にしてもそこまで遅くならず(涙)。

妹背の滝 雄滝 寄ってみた
妹背の滝 雄滝 寄ってみた

ちなみに上写真のシャッタースピードは1/4秒、展望台から撮ったものが1/6秒、すぐそばで撮ったものが1/13秒です。F値はすべて最大値22でもそこまでしかシャッタースピードは遅くなりませんでした。晴れていたこともあり、NDフィルターを使わないと難しいですね。

手ぶれ補正が効くというオリンパスのマイクロフォーサーズ。だからこそ購入してみたと言っても過言ではありません。いつか機会を見つけて1〜2秒程度のシャッタースピードでどうなるか試してみたいものです。でも、私では止められないだろうな(苦笑)。

あと、おまけでもう1つ。大頭神社の鳥居をくぐって参道を少し歩くと報国神社(大頭神社の摂社)が右側にあります。こちらについては別の機会に記したいと思います。