土師ダム見学イベント-2021年
11月6日は土師ダム見学会へ。6日朝、どこか紅葉を観に出かけようと各地域を確認していたときに見つけたイベント。男子(笑)は大きな構造物に惹かれるものなのです(笑^2。
ゲートを見学
そう、こういった大きな構造物ってナニカ惹かれるものがあります。私的には特に水や電気が関わるもの… これまでにも温井ダムや本庄水源地、よりマニアックなところでは柴木川第一発電所とかに出かけてたり。そんな私なので、各ゲートを観ることができるイベントは行かないといけません。
ちなみに"ゲートって?"という方にカンタンに紹介。ただのおじさんの説明なので、ホントにカンタンな説明(汗。
ダムから洪水に備えるなどの理由で最初に放流をするのが低位放流設備です。低位放流設備で放流する以上の放流を行うときに使われるのがオリフィスゲート(常用洪水吐)。ダムがヤバいときに使われるのがクレストゲート(非常用洪水吐)です。利水放流設備は洪水など関係なく使われています。
クレストゲート
私たちが土師ダムについた頃はクレストゲートの全開操作が行われていました。
わかるでしょうか? 3つのゲートの違いが。右がもっとも上がっていて、次に真ん中、左のゲートはまだまだあまりあがっていません。
このあと堰堤上まで行ったときには、左側のものだけまだ動いていました。実際に機械が音を出して動き、ゲートが少しずつ開いてきているのをみると怖くなった私(汗。大きな機械が動いている、動いているのが見えなくても音を聞いて動いているのを想像すると怖いのです(汗^2。"だったら見るな"なのですが、気になって見たくなる私。
角度が違いますが、3門のクレストゲートすべてが全開となりました。現実に放水のためにクレストゲート全開なんてなったときには大変な被害がでることが考えられます。そんなことがないように。
オリフィスゲート
オリフィスゲートには堰堤内を歩いて行くことができました。ちなみに堰堤内はこんな感じ。もともとトンネルの類が苦手、加えてこのコンクリの向こうには信じられないほどの水があると思うと逃げ出したくなります(だったら入るな)。
そんな思いを振り払いながら歩いてオリフィスゲートに辿り着きました。
自身が立っているのも同じ鉄製の廊下みたいな場所… 遠くを眺める分にはそれほどでもありませんが、下は見るものではありませんでした(苦笑。"ゲートが開いたらここから大量の水が放水されるんだな"と思うと、さらに感じるものが(汗。半面、見てみたい気も。温井ダムが梅雨時期前に行う中位標高放流設備からの放流みたいなことはしないのかな。
低位放流設備
見学できるようになっているけど、最初なんだかわからなかったのがこの低位放流設備。ヘルメットをかぶって入った建物内にあったのはこんなモノ。
写真で下に開いているのが放流されるときの水路、上にあるのがその水路の扉になります… なんだか想像しにくいですね。興味を持たれた方は、ぜひ下に紹介したメーカーさん(豊国工業)のページを読んでください。土師ダムへの据付工事の写真などもあって、とても興味深く、いろいろと想像することができます。
放流している動画を見ながら説明していただきました。毎秒10tの放水、80tの放水とか想像できないな(+_+。
ダムカード
ダムカードを頂きました。土師ダムのダムカード、以前に頂いたことがあるのですが、絵柄が変わっていました。定期的(不定期?)に変わるのでしょうか?
小さな子どもを連れた若いご家族が多いだろうと思ったのですが、私たちぐらいの夫婦、さらに年齢が上の夫婦、逆に若いカップルなど様々な方々が来訪していました。といっても絶対数は多くないので、ゆっくり自分たちの時間軸で楽しむことができるイベントです。
興味のある方、来年は出かけてみてはどうでしょう(^-^)?
参考にしたページなど
- はじまるだより 2020年8月5日(7月号)第71号 / 中国地方整備局 土師ダム管理所
- 土師ダム低水放流 [引張りラジアルゲート] / 豊国工業株式会社
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