米海軍 フランク・ケーブル(AS-40)

11月27日、AISをみていると米海軍の潜水母艦"フランク・ケーブル"が呉基地を離れようとしているのを発見。11月23日はその全姿を見ることができなかったこともあり、お見送りに行ってきました。

江田島を背に航行するフランク・ケーブル
江田島を背に航行するフランク・ケーブル

Frank Cable(AS-40)

“フランク・ケーブル"はエモリーSランド級の潜水母艦です。1979年10月に就役しました。1996年に除籍が検討されましたが、"ホランド"(AS-32)の代替として残ることになり、第7艦隊に配備されました。

グアム基地を母港としていますが、10月にグアム基地を出港し、サイパン、日本と航海を続けています。

エモリーSランド級潜水母艦 フランク・ケーブル
エモリーSランド級潜水母艦 フランク・ケーブル

攻撃型原子力潜水艦を自艦に横付けさせる格好で同時に4隻の潜水艦に整備・補給を行うことが可能です。呉基地では"せきりゅう"を横付けして給油演習を行っていました。

攻撃型原子力潜水艦を自艦に横付けさせる格好で同時に4隻の整備・補給を行うことが可能です。呉基地では"せきりゅう"を横付けして給油演習を行っていました。
エモリーSランド級潜水母艦 フランク・ケーブル
エモリーSランド級潜水母艦 フランク・ケーブル

“フランク・ケーブル"は呉に寄港する前の11月15日に横浜に寄港しました。その後、11月23日に呉に寄港。11月27日に呉を離れて11月29日に佐世保に寄港しました。

同型艦の"エモリーSランド"が昨年2月に呉基地に寄港していることもあり、今回の”フランク・ケーブル”の日本各地への寄港自体がナニカ特別に"キナ臭い"ものを感じるものではありません。半面、10月に”遠征海上基地”と呼ばれる”ミゲル・キース”がやってきたりしていたことを考えると、南シナ海の波は高いということでしょうか。

エモリーSランド級潜水母艦 フランク・ケーブル
エモリーSランド級潜水母艦 フランク・ケーブル

佐世保を離れたあとにどこに向かうのかはわかりませんが、無事に航海を続けることを。

参考にしたページなど