防府総合用水の円筒分水工(山口県防府市)

9月の四連休初日19日に山口県防府市の枡築らんかん橋を訪れたことを紹介しました。そのページで、枡築らんかん橋は防府市を訪れた目的のひとつと記していたのですが、もうひとつの目的が"防府総合用水の円筒分水工"でした。

防府総合用水の円筒分水工
防府総合用水の円筒分水工

日本一の規模を誇る円筒分水

そう、訪れたのは円筒分水。8月に訪れた千足池の円筒分水の大きなものです(笑)。しかもこの防府総合用水の円筒分水はただ大きいだけではありません。その外円径34.0mの大きさは日本一の規模です。

防府総合用水の円筒分水
防府総合用水の円筒分水

そういうこともあるのでしょう、円筒分水を見下ろすことができる展望所(最初の写真は展望所から撮りました)、その展望所そばには説明板も設けられています。

"防府総合用水の円筒分水工"の説明
“防府総合用水の円筒分水工"の説明

説明板に歴史が記されているので引用します。

防府市総合用水の歴史

佐渡川は「人が死ななければ梅雨が明けない」と言われるほどの暴れ川で、毎年必ず死者を出していましたが、防府総合用水の整備、上流のダムの建設により、死者を出すことはなくなりました。
防府総合用水は、佐渡川に架かる4ヶ所の堰を統合する計画で、昭和26年から昭和33年までの8年間で施工されました。
この円筒分水工は、6本の水路に分水し、複雑な関係を生じていた地域の水問題を抜本的に解消しました。

説明板の絵によると円筒分水に流入する前に1本の水路(乙井手)に分水、円筒分水で5本(と1本の支線)の水路に分水しています。実際にはこんな感じになっています。

一本樋(支線)、古祖原、植松
一本樋(支線)、古祖原、植松
青井手、一本樋、仁井令
青井手、一本樋、仁井令

乙井手に18%、古祖原1%、植松38%、青井手37%、一本樋1%、仁井令5%の割合で分水されています。これはそれぞれの地域の耕地面積から決められています。

円筒分水だけでなく、水路が並んでいる姿もナカナカ凄い。この写真ではわからないのですが、円筒分水から出ている5本の水路がすべて並んでいます。

並んでいる水路
並んでいる水路

公園として整備されています

千足池の円筒分水を紹介したページで、円筒分水を観光資源としているところもあることを記しましたが、この防府総合用水の円筒分水は公園として整備されています。

桜本児童遊園 総合案内
桜本児童遊園 総合案内

四連休初日、天気もよかったこの日は、小さな子供を連れたご家族が遊ばれていました。上の総合案内にある沈殿池がこちら。こちらも大きい。

沈殿池
沈殿池

沈殿池を覗くと、小さな魚が泳いでいました(笑)。それにしても、水に関するこれだけの大きさの規模の施設を間近で見ることができるというのは、凄いと思います(私だけ?)。

久しぶりの県外へのドライブは山口県防府市でした。アテンザワゴンさんでは、もっとも遠くまで出かけた場所となりました。コロナ禍でのお出かけ、私自身の落とし所が定まっていませんが、これからも気をつけつつ出かけたいと思います。