アテンザワゴン購入記:契約までの道のり

2019年4月、マツダ・アテンザ(20S プロアクティブ)を契約しました。このページでは、アテンザ契約までの道のりを記します。

といっても、やたら長文(2,500文字超え)でありながら、いわゆる “安く購入するための交渉術" なんてものはなく、そういうベクトルで参考になるものは"何一つ"ありません。こんな感じで購入する者もいるんだと安心(?)してくれる人がいればいいなと思います。

マツダ アテンザワゴン 契約書
マツダ アテンザワゴン 契約書

車の乗り換えを考える

現在乗っているデミオ、はじめての車検は2020年2月なのでまだ1年近くあります。久しぶりの3ペダルマニュアル車で楽しく乗っているのですが、数ヶ月前から気になるところが… それは後席のこと。

父が亡くなって母が車(私のデミオ)に乗る機会が増えました。しかしデミオはデザインに振っている、かつ運転席・助手席重視なので、後席の居住性はその犠牲になっています。加えて母が乗る機会というのは、大きな荷(趣味の園芸用の土とか)があることも少なくなく。

デミオがそういうベクトルの車であることを理解して購入したわけですが、環境がかわりました。結果、より後席の居住性がよい車、より荷も載るような車への乗り換えを考えはじめました。

契約まで1か月半ぐらい

担当営業さんはデミオを購入するときからお世話になっている営業さんです。一昨年前に違う店舗に異動されましたが、異動後も新しい店舗で引き続きお世話になっています。

3月初旬:CX-3とMAZDA3の見積もりを頂く

担当営業さんにメールでCX-3 20S プロアクティブ(MT)の見積もりをお願い。すると「MAZDA3のハッチバックはどうですか?」と返事が。「MAZDA3だったらセダンがいい」と伝えたところ、セダンにはMTがないと(涙)。担当営業さんは一応MAZDA3 15Sツーリング(MT)の見積もりも作成してくれました。

しかし、見積もりを頂いたあとに知ったのですが、CX-3の居室と荷室は広さに関して言えばデミオと変わらないみたい(そんなことすら知らない私)。年次改良で後席の素材など良くなったみたいですが、広さがデミオとかわらないのでCX-3は候補から外れました。

3月下旬:現行アクセラの1500Gに試乗

アポなしでディーラー訪問。担当営業さんにガソリン1500ccの現行アクセラの試乗をお願い。というのは、MAZDA3はハッチバックにMTが設定されているといっても、1500ガソリンとSkyactiv-Xのみ。私的に初物のSkyactiv-Xは怖いので1500ガソリンになります。アクセラの1500ガソリンは非力といった声があったので確認したくて。

結果、1500ガソリン自体に問題は感じませんでしたが、MAZDA3だったらセダンのほうが好みかなと。

4月中旬:納車待ちのアテンザワゴンを見せて頂く

アテンザワゴンが気になり担当営業さんに相談。ちょうど納車待ちのアテンザワゴンがあるということで見せて頂きました(念の為記しておきますが、外観、室内など見せて頂きましたが、座ることはもちろん、触れることすらしていません)。はじめてマジマジとアテンザワゴンを見ましたが… やはりカッコいいな。

4月中旬:見積もりと試乗をお願い

担当営業さんにアテンザワゴン20SプロアクティブとMAZDA3セダン20Sプロアクティブツーリングセレクションの見積もり、あわせてアテンザの試乗をお願い。週末に訪問するアポイントメントをとりました。

契約日前日:担当営業さんと会話

ディーラーに到着すると担当営業さんにまじめな商談をするスペース(?)に案内される。値引きなどない見積もりなどで会話した後にアテンザの試乗へ。試乗後に候補をアテンザに絞ること、私の予算を超えるようであれば購入はあきらめることを伝え、本気の(?)見積もりを依頼。

一度退席されたあとしばらくして車両本体からの値引き、ディーラーオプションからの値引き、下取り価格の上乗せで○○○万円という見積り金額を口頭で頂きました。その後、店長さんからご挨拶をいただいてディーラーをあとに。

夕方、担当営業さんに連絡し、翌日訪問するアポイントメントをとりました。

契約日:アテンザワゴン 20S プロアクティブ 契約

朝イチからディーラーへ。お忙しい中時間を取っていただいた担当営業さんに感謝。前日に口頭で提示した○○○万円の見積書を準備されていました。その見積もりには含めていない悩んでいたメーカーオプションがあり、それをつけた見積もりもお願い。

2つの見積もりを比べてどうしようかと悩んでいたのですが、担当営業さんが「長い目で見ると、つけたほうが後悔しないと思いますヨ」とアドバイスを言われて契約することに。

担当営業さん、このタイミングで「契約します」と言われると思ってなかった感じ。今思えば「このメーカーオプションをつけて○○○万円にしませんか?」と交渉されると思ってたのかな? もったいないことをしたかもしれません(笑)。

お互い気持ちよく契約したい

まずはここまで読んで頂いた方、ありがとうございました。乗り換えを考えて契約まで、こんな感じのやりとりでした。

デミオのときはポロも考えていたのですが、今回は本気の見積もりを頂く時点ですでにマツダ車以外は考えていませんでした。そのことは担当営業さんに話しています。広島なので別資本のディーラーがありますが、そこには「いい思い出がないので行かない」と話し、デミオの下取りに関して「買取業者で査定してもらいましたか?」と尋ねられても「面倒なのでしてません」と答える私。

ネットや雑誌で見かける安価に購入するための交渉術みたいなものの反対側です(笑)。

それでも「いつもお世話になっているたか++さんなので」といただいた見積金額は予算内、かつネットにある目標値引き額や買取業者が一部公開している買取額に負けないものでした。

おかげで気持ちよく契約することができました。担当営業さんも気持ちよく売ることができた…かな、と思っています。

「ディーラーは車を買って終わり」という方は別ですが、私のように日常のメンテナンスはもちろん、いろいろ相談する人は、契約ははじまりに過ぎません。購入後のお付き合いは気持ちよくしたいですからね。読んでいただいた方が「こんな考え方もあるんだ」と感じるところがあれば幸いです。

「なぜアテンザワゴンにしたのか」は別のページで記したいと思います。