石崎汽船 SeaMAX

12月19日に就航した石崎汽船のSeaMAXを広島港に観に出かけました。

広島港に入港するSeaMAX 2025年12月20日
広島港に入港するSeaMAX 2025年12月20日

日本国内初の推進器"リニアジェット"

私のページ"安芸の国から"ではいわゆる軍艦以外の船のことをほぼ記していませんが、呉で見かけたRORO船オフショア支援船のことを紹介しているように、興味がないのではありません。軍艦以上に知識がないので記すことができないのです(汗)。

そんな私ですが、広島と松山を結ぶ高速船"スーパージェット"の後継となる"リニアジェット"が就航することを知りました。しかもその"リニアジェット"は日本国内で初めて使われる推進器らしい。なんだかよくわからないけど"初"はめでたいので、観に出かけたという次第(笑)。

広島港でSeaMAX 2025年12月20日
広島港でSeaMAX 2025年12月20日

広島と松山を結ぶ航路なので、最初は音戸の瀬戸を走る"SeaMAX"を観に行こうと思ったのですが、"よく見ることができるのは港にいるとき"と気づいて広島港に行きました。

“SeaMAX"を正面から。"スーパージェット"と同じ双胴船ですね。

広島港に入港したSeaMAX 2025年12月20日
広島港に入港したSeaMAX 2025年12月20日

そして双胴船といえば… 一般的にメジャーなのは、やはりひびき型音響測定艦ですね(^-^)。って、違うのか(^^(^^;?

参考:ひびき型音響測定艦
参考:ひびき型音響測定艦

ここで終わると"一体何のやら?"なページになってしまうので、初心者が少しだけ"リニアジェット"を説明してみましょう(^-^)。

ちょっとだけ"リニアジェット"の説明

リニアジェットは基本的にはプロペラです。手前にプロペラがあって、その奥に整流板があります。プロペラだけだと渦を巻いた水流になりますが、整流板が渦を整えてウォータージェットのようにまっすぐな水流がでます。これにより推進効率があがります。これが"リニアジェット"の最大の特徴です。また、推進器の円筒形ケースがプロペラに大きな負担となる"キャビテーション"現象を防ぎます。

広島港でSeaMAX 2025年12月20日
広島港でSeaMAX 2025年12月20日

…なんだかここまで記して頭に浮かんだのは"レッド・オクトーバー"(汗)です。トム・クランシーの"レッド・オクトーバーを追え"に登場するキャタピラー・ドライブ"という無音の推進システムを搭載した"レッド・オクトーバー"、もちろん"リニアジェット"とはまったく違うわけですが、連想して頭に浮かぶ私はどこかおかしいのかな(^^;。

広島港を出港する"SeaMAX"

広島港を出港する"SeaMAX"を動画に撮ってみました。

想像していた離岸と違っていました(^^;。うまく回って広島港を離れました。フェリーではないので、車で出かけることが多い私はなかなか乗る機会はないのかもしれませんが、一度乗ってみたいと思います(^-^)。

ご安航をっ!!

参考にした書籍など